居家随笔
土曜日の朝 天気: 晴れ切 二十年六日八日
今日、在家の第三日だ。時間はいつも早いもんね。自分でもそれに気づかない。
家でゆとりがいっぱいある。何かをしようかともわからないでただ四六時中で携帯をプレーするだけだ。社交とか、人との交際とかは多分、私のような怠け者じゃあ、ダメだよね。いやだ、この一切。私は人と付き合うことがとても怖がてるの。そして私はときおりそう考えた。出来るならば、絶対に1人の暮らしで良いことだ。ほかの人と付き合うことは本当にダメで、そして煩わしいことだ。
私は、ここで何かを書きとるかも、よく知らなかった。ただ何かと思うと、すぐに書き出したのだ。なので、このような滅茶苦茶なロジック不通な文になっちゃったのだね。
で、この随筆に書くうちに朝日はいつの間にか部屋の全てに差し込んだのだ。窓越しに外に目をやると、青空に薄切った雲がさらさらと流れてる。家の近くにある竹藪の葉っぱに木漏れ日がチラチラと差し込んだ。私はこういう綺麗な景色をじっと見つめる時に、風が吹き、黒く長い水流れみたいな髪がふわりと持ち上がる。私は、ふと気づくように、手で少し縺れた髪を直し始めた。髪を結った後、私はベッドに再び身を投げ出して、パジャマのまま自分にでも知らずにスースーと眠ったのだ。
デスクの上に置いた稿紙と筆が日差しに差し込まれた。部屋は再び静寂に戻ってきた……もう昼間になったのだ。